家づくり

3回目の間取り打合せ!想定外ばかり!?出来上がる間取りの理想と現実はいかに!

2020年11月9日

こんばんわ!タカです!

皆さんは家づくりにしっかり時間をかけられていますか?打合せも3回目までくると間取りを1から作り直すことは時間的な制約や人によって様々な要因があったりとなかなか難しいと思います。

私は2階の間取りはもう少し違う形があったかもしれないと思ったこともありますが、モヤモヤしたまま間取りを決めずしっかり納得して打合せを進められいるので今のところ良い感じです!

Check
チェックした図面を更に修正!?3回目の打合せに向けた準備についてご紹介しています!

こんばんわ!タカです! 前回の投稿では2回目の打合せで出来上がった間取りを細かくチェックしました。1階と2階の間取りに手応えの差を感じますが、まずは1階間取りをしっかり固めて2階間取りに取り掛かりたい ...

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修正した手書き図面と細かな修正内容は事前に設計士に連絡し、3回目の打合せの前に設計士からメールで返信が届きました。

その内容を基に3回目の打合せについてご紹介していきます!

 

1階 間取り

設計士がピンクの蛍光ペンと赤文字でチェックしてくれています。3回目の打合せでは間取りの大枠を確定させて次の電気図面の打合せに進めなければならないので今まで以上に気合いが入ります!

図面に書き起こせない内容についても手書き図面と一緒に箇条書きにして設計士に伝えていましたのでその内容を今まで通り1つずつ確認していきました。

 

1.玄関

修正後

修正前

玄関戸は図面の赤文字でも指示された通りプロノーバではなく防火ファノーバから選ぶことになりました。プロノーバはファノーバに比べデザインの選択肢が少ない一方で圧倒的に断熱性能が高いので性能重視でプロノーバを選んでいました。

タカ
ファノーバじゃなきゃダメなの?しかも「防火」ファノーバってなんだ?

タカ家が選んだ土地は準防火地域です。その為、延焼ラインと呼ばれる隣地や道路で火災が発生したときに火が燃え移る可能性のある範囲を示すラインが図面に記載されるようになります。

この延焼ラインにかかる開口部(窓や玄関戸等)には防火仕様の設備でないといけないと建築基準法で定められているのです。

タカ
そうなの!?全然知らんかった!!でもそれならプロノーバの防火仕様でいいんじゃないの?
プロノーバには防火仕様がないんだってさ
ミド

それなら仕方ないと玄関戸はファノーバの中から選び直すことにしましたが、この後更に防火仕様のデメリットを思い知ることになります。

次にシューズボックス中央部分に横長のFIX窓を付けましたが、この窓も延焼ラインにかかる開口部にあたるので防火仕様にする必要があります。しかし、防火仕様の窓は通常の窓と比べて種類が少なく防火仕様の横長タイプのFIX窓がなかったので引き違い窓になりました。

これも仕方ないと思い納得しましたが、延焼ラインにかかる開口部は全て防火仕様に変更になるのでその分のコストがかかります。タカ家の場合、約50万円が上乗せされます。防火仕様によるメリットの方が大きいのはわかっていますがこの金額はなかなかの破壊力です。

タカ
50万円あればオプション何個付けられたんだろう。。。

シューズクロークの収納については図面の赤文字の通り設計士から待ったの声がかかりました。手書き図面のように自在棚を取り付けるには棚柱を取り付ける壁が45㎝出てくるので非常に使いづらくなると言われましたが、私はピンとこなかったので図にしてもらいました。

私のイメージは①の形でしたが実際は②のように壁が45cm出てきます。これを見た瞬間に納得し③の形で検討することになりました。

タカ
指摘してもらえないと絶対に気づけないよね

 

2.お風呂・脱衣室・洗面所・トイレ

修正後

修正前

洗面所の玄関側とキッチン側両方の扉はスリットスライダーor引き戸を希望していますが両方とも引き戸にするには構造検討が必要になりました。引き戸は扉を引き込むスペースが必要ですがその部分の壁が薄くなります。壁が薄くなり家の強度が基準を満たさない場合は引き戸を採用することができません。

タカ
引き戸が無理でもスリットスライダーなら設置できるみたいだけど何が違うんだろう?

 

もっと詳しく

引き戸とスリットスライダーの違いは?

ミド
こだわりがなければスリットスライダーでいいかも
2ヵ所目からオプションだから付け過ぎには気を付けないとね
タカ

 

お風呂は扉の開く向きが変更できないと赤文字で訂正が入っています。私は何も考えず扉の開き方を書き込んでいましたが扉の開く向きが変えられないのはこの時初めて知りました。

タカ
私はいいけどこだわりたい人にとっては地味に困るポイントな気がする

 

3.リビング・ダイニング

修正後

修正前

リビングとダイニングの間に発生した1マス分の壁を無くせないか構造検討した結果、修正後の図面の位置にパラペットを取り付けることで無くすことができることが判明しました。

パラペットは小さい屋根のようなものですがデメリットとして定期的なメンテナンスが必要になります。私は壁1マスがなくなる方が圧倒的にメリットが大きいと判断し壁をなくす方向で進めることにしました。

タカ
この壁があるとないとじゃきっと解放感が全然違うもんね!

テレビの置き方について図面の赤文字の通り設計士から確認がありました。修正前の図面には私がたっての希望でつけた天井スピーカーが記載されていますがせっかくならとシアターセットも希望しており、映像を映し出すスクリーンを設置する際にテレビとスクリーンが干渉しないよう設置しなければならないようです。

スクリーン・プロジェクター・天井スピーカーの設置位置については様々なパターンが考えられたので間取りの決定を優先するためこの部分は次回の打合せで確認することになりました。

 

4.キッチン

修正後

修正前

一条工務店でキッチンの間取りを考えるときにレンジフードの位置が1つ大きなポイントになります。タカ家の場合はレンジフードから外壁まで一直線に配管が通る形になっていますが、配管を通すスペース分天井が下がります。

タカ
この部分だけ天井が下がるのはなんか嫌な感じだな~
私はそんなに気にならないと思うけど
ミド

どうせ天井が下がるならと配管を通すスペースを赤矢印のように変更を希望しました。すると、設計士から壁を取り付けて壁付レンジフードにすれば1マス分しか天井が下がらないと提案がありました。

タカ
アイランドキッチンだけど壁が付くのは便利かもしれないな

とはいえ、イメージしずらかったのでひとまず設計士にお任せしてどのような図面になるのか依頼してみることにしました。

 

2階 手書き間取り

2階も1階と同様に設計士からのチェックが入っています。2階の間取りは修正案から更に大きく変更していましたが当然のように新たな課題が出てきました。

少しでも妥協点を減らせるようもれなく確認していきます!

1.主寝室・バルコニー

修正後

修正前

タカ家は家の扉は基本引き戸を希望しています。理由は単純で限られたスペースを広く使うには引き戸の方が良いだろうと思いそうしています。2階は間取りが大きく変更になっているので引き戸が採用できるかどうかは構造検討次第になりました。

2階の1番の変更点といえる大きなバルコニーですが私はルーフバルコニー(ガーデン)を希望しました。ルーフバルコニーとは下の階の屋根をバルコニーのスペースとして使ったものです。一般的なバルコニーと違い四方が壁に囲まれているので外からの視線を気にせずプライベートな時間を過ごせる空間になると思います。

出典:株式会社一条工務店群馬

ミド
家にこんな素敵な空間があったらいいよね♪

ですが、結果からいうとタカ家はこのルーフバルコニーは採用することが出来ませんでした。タカ家の土地は北側斜線規制により2階北側の1マス分が全て勾配がつきます。この斜線規制の影響でルーフバルコニーを設置することが出来なかったのです。

タカ
選んだ土地に関わることだからどうしようもないね

ルーフバルコニーを断念して広いバルコニーにする方向で進めようとしたところ、設計士からバルコニーの北側に袖壁を付けることを提案頂きました。横からの視線は遮ることができプライバシーを守りつつもバルコニーとしての解放感も兼ね備えた感じになりそうです。

設計士いわく袖壁に散水栓を取り付けることはできない可能性があるとのことでしたが、過去に同様の施工記録がないか本社に問い合わせたところ実績があり可能だということが判明しました。

ミド
結果的には良い感じになりそうだね!

 

2.洋室(子供部屋)

修正後

修正前

子供部屋についても北側斜線規制による影響が出ました。北側と西側の斜線規制が交差する位置にある収納の赤線部分に0.5マスの壁を付けなければならなくなりました。

子供部屋の扉も引き戸を希望していますがこちらも構造検討次第となります。

3.ホール・WIC・トイレ

修正後

修正前

WICの収納は家族全員が使用しやすいように北側のハンガータイプの天棚を上下に2つ設置し、入り口左側の天棚はコート等の長い服専用にするため1つだけ設置することにしました。

2階に設置しているセカンド洗面台はオプションの中からリクシルのMVを選んでいます。これは幅が75cmと90cmの2種類から選ぶことができます。

どちらを選んでも金額がそこまで変わらないのでどうせなら90cmが良いと思い設置できないかどうか確認したところ、トイレ入り口側の壁をなくせば設置できるかもしれないということで次回の打合せまでに確認となりました。

一条工務店で家を建てる人が通る道としてロスガード(デシカント)の位置が候補にあがると思います。ロスガード(デシカント)はどこにでも設置出来る訳ではなく、2階建ての場合は2階の外壁がある面に設置する必要があります。タカ家の場合も修正前の図面では主寝室に設置されており位置も気に入っていませんでした。

主寝室に繋がる吹き抜け南側にあるホールを廊下にするように間取りを変更したことで意図せず廊下を増やすことになりましたが、ロスガード(デシカント)の位置は理想的な場所に設置することが出来ました。

タカ
仕方なく変更した間取りで嬉しいメリットがあるとこうして良かったと思えます

タカ家の中心にある大きな吹き抜けをせっかくならより良くしようと3連の窓とファイン手摺の導入を検討することにしました。吹き抜けを採用する場合、標準の腰壁手摺かオプションのファイン手摺を選ぶことができます。ファイン手摺は高額オプションなので南側のみファイン手摺にすることで3連窓から差し込む光が1階を明るくしてくれそうな気がします。

 

まとめ

3回目の打合せも終わってしまいましたがなんとか2階の間取りも良い感じにまとまってきました。次回の打合せから電気図面の打合せが始まりますがもちろん間取りの細かい修正も並行して行っていきます。

タカ
全て納得するまでは妥協するつもりはありません!

間取りがほぼ確定してくると今後はオプションについても細かく選んでいくことになります。間取りの変更に伴いこれまで選んだオプションが確実に図面に反映されているかどうかもしっかりチェックしていきます!

 

いかがでしたでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。


 

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