こんばんわ!タカです!
久々のブログ更新となってしまいましたが、理想の家づくりは着々と進めています。
公私共に慌ただしくなりブログ更新に時間を割けなかったり、大事なパソコンを息子達によって破壊され買い直すことになったりと色々とありましたが、いよいよ目前に控えた引渡しにワクワクしつつ、今年もブログ更新を楽しく頑張っていきたいと思います!

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3回目の打合せでも想定外が続出!?現実を少しでも理想に近づけた打合せについてご紹介しています!
こんばんわ!タカです! 皆さんは家づくりにしっかり時間をかけられていますか?打合せも3回目までくると間取りを1から作り直すことは時間的な制約や人によって様々な要因があったりとなかなか難しいと思います。 ...
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3回目の打合せ内容が反映された図面が設計士からメールで送られてきました。次の電気図面の打合せまではメールのやりとりで間取り図面をほぼ確定させる必要があります。
それでは間取り決定までの経緯についてご紹介していきます!
1階 間取り図面
前回の打合せで決定した内容だけでなく、細かなオプションについても図面に反映されていました。最初の頃の図面と比べるとかなり文字や記号が増えています。
1つ1つの記号にも意味がありますから、確認の抜け漏れがないよう進めていこうと思います。
それでは早速1つずつ確認していきます!
1.玄関
変更後
変更前
タカ家が選んだ土地は準防火地域の為、玄関戸は防火ファノーバの「B-B11B」を選びました。色はダークウォールナットです。性能重視でプロノーバにしていたものの、デザインは圧倒的に今回選んだファノーバの方が好きです!シューズボックス中央部分の窓は「F4420」の防火仕様に変更されています。
シューズボックスは少しのスペースも無駄にしないよう壁一面に変更依頼をしていたはずが、今回の図面でも1マス分が空いていました。

この理由は設計士からすぐ確認することができました。洗面所の入り口が開き戸から引き戸に変更されていますが、引き戸は壁を厚みを減らした部分に引き戸が収まる形になりますので、一条ルールの構造検討の結果シューズボックス側にしか引き戸が設置できなかったからです。


シューズクロークは検討パターン③の形に変更されていました。ピクチャーレールの高さはモデルハウスの玄関からシューズクロークを夫婦二人で何度も往復して、いろんなパターンでも荷物をかけやすい理想の高さになっています!
玄関の変更後の図面にはこれまでの図面になかったオプションがついています。前回の打合せの中で、タカ家は斜線規制の影響でルーフバルコニーを設置することが出来なかった為、バルコニーに袖壁を付けることにしました。図面でも分かりますがバルコニーの真下が玄関なので玄関にも袖壁がつくことになりますが、そのオプションは袖壁がないと付けることができないオプションだったのです。
私が一条工務店と契約した時はなかったオプションで、初めて知った時はネーミングそのまんまの見た目と一条工務店の作ってみちゃったセンスに男心をくすぐられました。
恐らくほとんどの人が気になってるけど付けない高額オプション・・・
その名は、
「花粉ジェット」です!!
私自身も花粉症に毎年悩まされている一人です。子供達も既に花粉アレルギーが発症しているので一条工務店のロスガードもかなり惹かれたポイントでしたが、花粉ジェットは仕組みがシンプルでわかりやすく、そして何よりもあったらカッコいいオプションだと思いました。


花粉ジェットの効果についてはいつか報告したいと思います!しかし、この花粉ジェットの設置は設計士も経験がなかったので確認を進めていくうちに何度も図面変更が発生することになるとはこの時は思ってもみませんでした。
2.お風呂・脱衣室・洗面所・トイレ
変更後
変更前
構造検討の結果、洗面所の玄関側とキッチン側両方の扉はともに引き戸が設置可能となりました!設置が不可能だった場合、引き戸を優先するとなると間取りを変更せざるを得なくなりますが、流石にこの段階で間取りを考え直す余裕も時間もなかったのでホッとしました。

エコキュートの位置を変更したのは少しでも家の駐車場の広さを確保するためです。洗面所には洗濯物を畳むフリーカウンターと洗濯物をしまう自在棚と自在棚+天棚の収納が追加され、図面で見る限りはいい感じに見えてきます。
他に変更がないか確認していると、突然洗面台の裏側に見慣れない「P.S.」という記号が追加されていました。これは「パイプスペース」と呼ばれるものでした。



タカ家は洗面所で洗濯物を干すことを完結させようとしていましたので、パイプスペースによって洗面所が狭くなり洗濯物を干すスペースが減ることは死活問題です。
早速設計士に確認したところ、タカ家は2階にトイレと洗面台を設置しているため2階に配管を通すスペースが必要になるとのこと。何か良い方法がないかと考えた末、2階のトイレは1階のトイレの真上にあるのでパイプスペースを1階トイレ内に移動させられないかと思い、設計士に次の打合せまでに確認してもらうことになりました。

3.リビング・ダイニング
変更後
変更前
リビングとダイニングの間に発生した1マス分の壁はパラペットを取り付けたことで無事図面から消えていました。オープンステアの向きも玄関側からキッチン側に変更されています。
朝起きて2階から降りてきてそのまま洗面所、夜喉が渇いて2階から降りてきてそのまま冷蔵庫、と生活導線がかなり短くなるだけでなく、キッチンとダイニングの間のタレ壁もなくなりました。これにより広々とした開放感のあるリビング・ダイニングに出来たと思います。

さらに、これまで図面にはシアターセットの天井スピーカーしかありませんでしたが次いでスクリーンが登場しました!私は天井スピーカーを使ってテレビやプロジェクターで映画やゲームを楽しめる!と図面を見ながら想像を膨らませてウキウキしていたのですが、後にスクリーンの位置を変更する必要があることが判明しました。
一条工務店のオプションであるスクリーンはサイズ100インチのスクリーンですが、100インチの映像を投影する場合にはプロジェクターとスクリーンの距離が大きく関係してきます。
プロジェクターの種類や設置方法によっても投影距離は大きく変わりますが、タカ家はプロジェクターを天井から吊り下げる設置方法で検討していました。プロジェクターで有名なエプソンの投影距離シュミレーターを用いて100インチの投影に必要な距離を算出すると、レンズからスクリーンまでの距離は約3メートル必要になるのです。図面ではスクリーンからプロジェクターを設置する場所まで2マス分もなく、3メートルどころか1.5メートルもありません。

そこで、スクリーンの場所をテレビボード側ではなくリビング東側の壁際に移動させる案が浮上しました。この位置にスクリーンがあればタレ壁付近にプロジェクターを設置すると約3マス分、2.7メートルの投影距離を確保することができるようになります。
これであればプロジェクター次第で100インチの投影が可能になります。しかし、天井スピーカーはスクリーンの配置に合わせて設置されることになる為テレビのスピーカーとしては使用することができなくなります。これは苦渋の決断となりましたが、私はシアターセットを諦めたくなかったのでスクリーンの位置を変更する方向で進めることになりました。

4.キッチン
変更後
変更前
オープンステアの位置を変更したのに伴い、冷蔵庫と家電収納の位置を入れ替えています。冷蔵庫がこの位置の場合、料理をする時はほんの少し遠くなってしまいますが、冷蔵庫を開ける頻度が高いのは料理をする時ではなく飲み物を取るときだと思いこのようにしました。
レンジフードの配管は図面の通り変更され、アイランドキッチンのIH側にも壁が設置されています。これによりレンジフードの配管が通るスペースにより天井が下がる部分が赤枠部分のみになりました。


早速設計士に確認したところ、このタレ壁は図面に出てきてしまっているが無くせますとのこと。それに加えて勝手口に取り付けたアーバンルーフの位置が今回の図面で若干右に寄ってしまっているのも変更を依頼しました。

2階 間取り図面
2階の間取りはようやく完成に近づいてきました。前回の打合せで依頼した大きな変更部分については新たな課題が発生しているかもしれませんので注意してチェックしていく必要があります。
1.主寝室・バルコニー
変更後
変更前
主寝室は変更前から比べるとかなり小さくなりましたが、妻が希望した化粧用のフリーカウンターとパントリーが配置され、夫婦が寝る部屋としては十分な主寝室となりました。
タカ家の扉は基本引き戸を希望していましたが、オープンステア側の扉はどうしようにもスペースがないため室内の扉では唯一引き戸にすることができませんでした。ただ、これだけなら妥協できると思えるレベルだったので、自分を納得させて良しとしました!

バルコニーはルーフガーデンの設置は叶わなかったものの、袖壁がついたことで「ほぼ」ルーフガーデンになりました。完全に壁に囲まれた環境を望んでいた訳ではなかったので、設計士が提案してくれたこの形にはとても満足しています!
袖壁には散水栓が無事配置されていました。これがあるのとないのではバルコニーの使用頻度も大きく変わってくると思います。

バルコニーの扉は勝手口と同様専用の開き戸になります。ただ、せっかく陽当たりの良いバルコニーからの採光や空間の開放感を出すにはこの扉も掃き出し窓のような引き戸に変更できたらいいなと思いました。すぐ設計士に確認したところ、もはや恒例の構造検討が必要になり次回の打合せまでの確認となりました。
2.洋室(子供部屋)
変更後
変更前
子供部屋の扉も構造検討の結果、無事引き戸が配置されました。バルコニーをなくして1マス分縦に長くなったことで2つの子供部屋がほぼ対称になっています。北側の子供部屋の方が少し広い分、天井勾配の範囲が多くタレ壁や収納部分にも壁が配置されている為、南側の子供部屋との平等感もしっかり取れています。
3.ホール・WIC・トイレ
修正後
修正前
WICの扉も無事引き戸が配置されました。WIC北側にはハンガータイプの天棚を上下に2つ設置し、天棚の高さは夫婦で何度も確認した結果、上の棚が高さ2m、下の棚が高さ1mにしました。勾配天井の影響で高さに制限が出てしまい上の棚は高さ2mが限界でしたが、下の天棚が影響しあうことはなく上下2本のハンガーパイプは収納力に期待できそうです。
その分、入り口左側の天棚は幅は狭くなりますがコート等の長い服専用になり、ほぼ妻の服専用となるので十分です。
2階には収納が少ないのでWICの中にも自在棚を配置しました。WIC内の収納を全て天棚にするよりは使い勝手が良いと思います。

セカンド洗面台は片側の壁がなくなり「幅90cmのリクシルMV」が配置されました。オプション金額がそこまで変わらないならとセコイ考えではありましたが、洗面台の大は小を兼ねますし構造検討の結果も影響はありませんでした。

タカ家は「さらぽか」を希望しているので図面ではロスガードではなく「デシカント換気」と表記されています。ロスガード(デシカント換気)の配置については一条工務店で家を建てる人が悩む大きなポイントの1つですが、この配置で唯一気になったのは子供部屋と隣接することで音が気にならないかどうかについてでした。
そこで子供部屋と隣接する壁に防音補強をするように設計士に依頼をしたところ、ロスガード(デシカント換気)を囲う壁(室内側)には防音材が標準でつくとのこと。そういったところもしっかり対応しているのは一条工務店の良い部分だと思います。
大きな吹き抜けを活かす為に3連窓を採用しようとしましたが、構造検討の結果、3連窓は配置することができませんでした。更に図面の2連FIX窓にした場合、2つ目の窓はオプションとなり防火仕様も相まって高額になることが判明しました。
ファイン手摺は南側1面のみでも高額オプションになるので正直どうしようか悩みましたが、1階まで光が届かなければ意味がないと思いファイン手摺を優先し、アクリル仕様も透明にすることにしました。


2階トイレはなぜか引き戸から開き戸に変更されていたため、漏れなく引き戸に変更するよう設計士に伝えました。
まとめ
なんやかんやありましたが、部屋の形を変えるような間取り変更はもうしない段階まで進めることが出来ました。4回目の打合せまでに設計士に電気図面の初回版を作成してもらい、事前確認までは済ませておく必要があります。
間取りがほぼ完成に近づいたことで少し安心していましたが、電気図面は更に集中力が必要になるとはこの時は思ってもいませんでした。
新たな図面を確認し直す度に注意していたことですが、
図面が更新されたら思いもしない追加や変更がされている可能性があると疑い、何度もチェックすること!
意図しない図面変更に気づいて指摘した部分に設計士が気づいていなかったことはわりと発生します。設計士は何人ものお客を担当していますからもちろん仕方がありません。最後まで気を抜かず取り組んでいきます!
いかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。